- 101-200
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 12:38:05.40 ID:BGxaTdA80
女「水煙草を一つ譲ってもらった。気分がいいから何か料理を作ろう」
男「初めて実物見たよ」
女「30分は持つから、喉が渇く。料理や飲み物と共に楽しもう」
男「俺は美味い料理が食えればいいよ」
女「任せておけ、可能な限り努力する」
男「それはありがたいことだ」
………
女「やっと火が着いた。やたらと面倒だな」
男「アルミ箔や練炭使うのか。部屋で吸うと凄く煙たそうだ」
女「だからベランダに出ているんだよ。料理が冷めてしまったな、暖めなおそう」
男「いや、これでいいよ。せっかく着いた煙草が消えちまうだろ?」
女「そうか? 私は構わないが……む、蛍か」
男「おお、この煙にやられずよく寄ってきたな」
女「ふむ、これから一時間も煙草が持つのか……面倒以上の褒美だな、悪くない」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 12:58:19.95 ID:BGxaTdA80
男「いつも手元まで吸うよね?」
女「貧乏性で悪かったな。最後の最後まで楽しみたいんだよ。フィルターを焼くのは勘弁だが」
男「でも、そこまで吸う人って珍しいよな」
女「ああ、煙草は燃えている位置で味が変わるんだ」
男「一番美味しいのは?」
女「ちょうど真ん中のあたり、不味いのは根元。だから吸う人は少ないんだよ」
男「なるほど」
女「味が根元は随分と辛い。味の変化が一番顕著になるな」
男「でも、吸うんだよな」
女「ああ、煙草を吸う時は私の至福の時だ。可能な限り長くあって欲しい。特にキミとはね」
男「誰かと話しながら吸うのは、美味しいって聞くからか」
女「まったく……無粋だな」
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 13:14:53.27 ID:BGxaTdA80
女「やあ、なんだい? その荷物」
男「煙たくなるから、もっと窓開けなさい」
女「しょうがないなぁ。今日は風があるからあまり開けたくないのに」
男「せっかくいい物持ってきたのに」
女「いいもの? なんだい? フレスコパイプとかだと凄く喜ぶよ」
男「残念、着物だ。夏祭りにぴったりだろう?」
女「あ、まて。今開けるな。なんでもいいから少し待て」
男「早く見たいんじゃないのか?」
女「キミは阿呆だな。この煙が充満した部屋でどうして服を広げようとする」
男「?」
女「せっかくの着物に煙草の匂いは無粋だろう? もう少しで一番美味しいところ終わるから、それまで待ちたまえ」
男「匂い気にするんだ?」
女「キミは眼に根性焼きされたいのかい? 恐れ入る根性だな」
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 13:32:36.53 ID:BGxaTdA80
男「女にとって一番幸せなときは?」
女「一番か、甲乙付けがたいな」
男「いくつかあるんだ」
女「いや二つ。そうだな。今からその一つの時間としよう」
男「なにさ?」
女「久しぶりにヒョードルを開けて、葉巻を選んでいる時だよ」
男「……なるほど」
女「それに、もう一つはさっきから始まっている」
男「へぇ」
女「だから、今が最も幸せなときだろうね」
男「もう一つって何よ?」
女「ああ、どれにしようっ!」
男「自分の世界入っちゃったよ」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 13:46:40.61 ID:BGxaTdA80
女「ついに鞍替えだ」
男「また強くなったのか」
女「ああ、両切り煙草最大の欠点、夢中になって吸っているうちに指を焼くを回避するアイテムだ」
男「……なにそれ」
女「シガレットホルダー」
男「20cmはあるよなそれ。ギャグか?」
女「ローマの休日みたいだろう?」
男「ああ……うん、悪い意味で」
女「外で吸うつもりなんだがな」
男「やめとけ、変態だ」
女「つまらん」
男「……変態と美貌って両立するんだな。初めて知ったよ」
女「変態を退かせ」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 14:01:09.54 ID:BGxaTdA80
男「酒のビンもってなにやってんだ?」
女「加湿。タッパーの蓋にスポンジを付けて、ラムとかウィスキーをスポンジに吸わせて加湿するんだ」
男「へー。どうなるんだ?」
女「煙草の最適湿度は70%と高いんだよ。高湿状態と蒸留酒の風味が合わさって本当に美味しくなる」
男「だから、ウィスキーか」
女「本当は湿度計が付いているヒョードルを使ったほうがいいんだがな。高い」
男「お前持ってるじゃないか」
女「葉巻がすでに収まっているんだよ、もう一つ買う余裕などない。葉巻を買う」
男「さいですか。てか、手を加えるのは邪道じゃないのか?」
女「何を言っているんだ? 最高のシチュエーションを作って吸うのが美味いんだぞ」
男「そういうもんか」
女「ふむ、その意味で今吸うのも悪くないな」
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 14:14:37.08 ID:BGxaTdA80
DQN「はぁ……うめぇ……」
女「おいそこの男。ここは禁煙だ。人が我慢しているんだ。出ていけ」
DQN「は? ……チッ、うぜ……」
男「おまえ、度胸あるな」
女「マナーすら守れないガキになぜ媚びる必要がある?」
男「ガキって……あのおっさんお前より確実に年上だぜ?」
女「約束事も守れないような人間は、ただでかくなった子供だよ」
男「でも、カッコイイよ」
女「そうかい? それにね、シチュエーションは理想に近い方がいいといっただろう? 禁煙された場所で吸っても気分が害されるだけだ」
男「なるほど。ところで、理想って?」
女「目標は高い方がいいと言うだろう? なかなか辿り着けない状況なんだ」
男「ふーん」
女「主に鈍感が原因でね」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 14:37:34.59 ID:BGxaTdA80
男「そういえばさ、友人がダンヒルって煙草吸ってたんだが、あれ吸ってる人少ないよな?」
女「ダンヒルか……いい趣味の友人だな」
男「どういう味するの?」
女「アレは……私個人の主観から言わせて貰うと、米に共通する点があるな」
男「米みたいな煙草を想像できない」
女「誰が米そのものを指すといった。表記より重たく感じる煙草だ。クールスモーキングを心がけないとかなり辛い」
男「辛い煙草?」
女「いや、クールスモーキングを心がければ、かすかな甘さを感じさせることができる。全体的に薄味だからなキツい煙草を吸っている奴だと味気なく感じるだろう」
男「お前にとっては味気ないと」
女「うるさいな。それにな、雑味が少ないと思った。その辺も含めて米と言ったんだ。丁寧に吸えば様変わりする煙草だ」
男「なるほど、丁寧に吸えば吸うほど味が出ると」
女「まあ、どこぞの誰かさんのようにどうしても味気ない奴とは、真逆の存在だよ」
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 14:56:31.44 ID:BGxaTdA80
男「おまえさ、メジャーな煙草吸わないよな」
女「ピース吸ってるじゃないか」
男「自販機にある確率半々くらいじゃないか」
女「普段、行きつけの煙草屋でしか買わないからわからないな。自販機は香り飛ぶし」
男「それは人気ないからだろ? メジャーな煙草なら賞味期限気にせず吸えるだろうに」
女「ふむ、今は軽い煙草が主流なのだよ」
男「ニコチン・タールが足りないってことか?」
女「それもあるが、強い煙草の味に慣れていると、煙草っぽさの少ない煙草では、紙の味が前面に押し出されている気が……」
男「それ、麻痺してるだけじゃねえか」
女「そうともいうな。……どこぞの誰かも麻痺しているだけならいいのだがね」
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 15:14:41.71 ID:BGxaTdA80
男「いつも吸っているピースについて語ってください」
女「普段ピースを吸って居ない人間でも、10中7か8は旨いと答えるJT史上の名作だ」
男「昔は流行ったらしいけど、今吸ってるのは年配層に偏ってるよね?」
女「ただし、旨いと答えた10人中9人は強すぎて一箱吸う前に死ぬと答えるな」
男「おいおい……タール28はなぁ。前のロンピも21あるし」
女「旨いぞ? 香りも芸術的なまでにいい」
男「いい香りだと思うよ。特に缶ピを開けた瞬間の匂いは、本当にいい匂いだと思う」
女「煙草らしい煙草だ。若年層には受けが悪いかもしれないが、一定の支持はされ続けると思うな」
男「ふーん」
女「それに、あの金の鳩は最高のデザインだと私は主張したい」
男「ゴールデンバットのデザインの方が……」
女「キミも大概だな」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 15:26:01.41 ID:BGxaTdA80
女「ローマの休日が非常に不評だったので、ショットガンを買ってきた」
男「なにそれ」
女「シガレットフォルダーだよ。小さくて使い勝手がいい」
男「見たところフィルター付きみたいだけど、ショートピース吸うんだよね?」
女「勿論フィルターは外してあるよ。根元まで吸える分、体には極端なまでに悪いだろうね」
男「なんでそう自虐的かなぁ?」
女「別にマゾなわけではないよ。どこぞの誰かさんのせいで開発されそうではあるが」
男「……彼氏いたの?」
女「バカめ、だから鈍感だと言われるんだ」
男「?」
女「これだから煙草が止められないんだよ」
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 15:37:09.90 ID:BGxaTdA80
女「加湿した甲斐が合ったな。これは本当に旨い」
男「本当に美味しそうに吸うね」
女「それは違う。事実本当に美味しいんだ」
男「煙草を吸わない人間にはわかりかねる感覚だ」
女「そうか、それじゃあ、加湿に使ったコレを飲みたまえ」
男「バーボン? ワイルドターキーじゃんこれ、強すぎるよ」
女「私としては酔ってもらいたいね」
男「身包み剥がされそうだ」
女「なに、私は何もしないさ。減るものでもない」
男「?」
女「キミは泥酔すると記憶が残らない性質だからね」
男「何したのっ!?」
女「されたんだ」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 15:42:20.71 ID:BGxaTdA80
>>157
後日談
女「結局警戒して飲まなかったか。キスくらいいいと思うんだがな」
男「……すぅ……すぅ………」
女「まあ、膝枕できただけで役得はあったか」
男「……すぅ……んん………」
女「流石に寝ていても、私からはできないな」
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 15:52:29.32 ID:BGxaTdA80
男「灰皿が無骨すぎる」
女「気に入っているんだがなぁ」
男「ピース缶はねーよ」
女「この上なくピースが似合っているだろう?」
男「確かに上はなさそうだ」
女「確かに底が深すぎることは、否めないが」
男「はぁ……今度俺が買ってきてやるよ」
女「キミの趣味か、いろいろ期待できそうだね」
男「てか、缶以外にないのか?」
女「あるよ。そりゃいろいろと」
男「使えよ」
女「そうだね、今日のような利潤があったから、ちょうどいいかもしれない」
男「……わかった、買ってくるよ」
女「楽しみにしていよう」
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 16:08:17.45 ID:BGxaTdA80
男「ラキストって、ピースと同じデザイナーだったよな」
女「ブルズアイか。アレもなかなかにいいセンスだ」
男「ラッキーストライクってどんな煙草?」
女「使い古された表現ならば、トーストのような甘さのある煙草だ」
男「米とかトーストとか、主食ばかりだな」
女「偶然だよ。香ばしさと甘さ、辛さ、苦さ、全てがやや個性的だがバランスが取れている。いい意味で初心者向きの煙草だ」
男「だからトースト?」
女「ああ、香ばしさも甘さも苦さもコクほどよく、難易度が高いわけでもない。その上きちんと個性が確立されている優等生だ。
だが、個性の分だけ似た種類はそうないから代用が見つかりにくく、燃焼が早い」
男「燃焼って、吸う時間に差ってあるの?」
女「例えば、ガラムは極端に長いぞ? 一本で15分、上手く吸えば20分持つ」
男「ってことは、初心者向きなのに、次のステップが難しいってことじゃないのかそれ?」
女「うーん、同じ無骨さはホープに似ている、ガテン系だな。コイツは少々キツいし、旨く吸わないとかなり辛いが」
男「次のステップは?」
女「やはり自分で探すのが一番だと思うな。色々と試せばいい煙草に巡り逢える」
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 16:19:22.05 ID:BGxaTdA80
男「お前って、ジッポあまり使わないよな?」
女「マーベラスが好きだからな。デザインでJ-TYPEを愛用している。若干握力がいるがね」
男「なんでジッポ使わないのさ?」
女「オイルの臭いで煙草の香りを損ないたくない……特に葉巻は、マッチやオイルライターは厳禁だからな」
男「別のライターを持つのが面倒なだけか。燃料にスピリタス使ってるんだっけ?」
女「ジッポだとすぐ切れてしまうんだ。その点、オイルキャッチャータンクは持ちが非常にいい、蓋もマーベラスの方が気密性が高い」
男「ふーん」
女「デザインに惚れているということもあるけれどね」
男「確かにカッコイイとは思うけど、逆にジッポの利点は?」
女「防風性と耐久性だな。アメリカ軍の支給品にもなったほどだ。アメリカ軍での人気が現在の人気の理由だよ」
男「へー」
女「まあ、愛用がマーベラスから変わる予定はないよ」
男「一途だねぇ」
女「一途なんだよ」
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 16:39:14.70 ID:BGxaTdA80
男「いつも吸っているガラムはどんな煙草ですか?」
女「……他人にはおおよそ薦めようとは思わない煙草だ」
男「それはお香のような匂いでわかる」
女「特殊を極める味だ。複雑な甘さと苦さ、辛さ。全て強烈だ。
普通の倍くらいのタールと価格を誇る。好きな奴は好きだ。はまれば抜け出せないと思うが、はまる人間が少ない」
男「タールいくつだっけ?」
女「44、数値ほど強く感じることはないがな。数値半分のピースの方が重たいくらいだ」
男「いやいや、倍? 死ぬぞ?」
女「本望」
男「……それが本望かぁ」
女「不満そうだね?」
男「まあね」
女「くくっガラムが吸いたくなってきたな。キミを困らせたい」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 16:52:22.99 ID:BGxaTdA80
男「あ、パイプ。そういえば、たまにしか吸わないよな?」
女「ああ、パイプは難しくてね。まだまだコツが掴みきれないんだ」
男「へー」
女「自然呼吸だと、わかっているけどね。意識するほどに難しい」
男「お前が難しいと言うならよほどだな」
女「慣れれば簡単らしいが、私の環境的に葉の入手性も低くてね。どうしても億劫になる」
男「移動費含めても葉巻を超えることはなさそうだがな」
女「移動が面倒なのだよ。家をあまり空けたくない」
男「なんでさ」
女「突然の来訪者が居てね。鈍感なもんでどうしようもないんだ」
男「ガツンと言ってやれば?」
女「それができたら苦労はないよ」
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 17:07:30.43 ID:BGxaTdA80
女「…ふぅーーーー………」
男「それ好きだな」
女「なにがだ?」
男「煙をゆっくり吐き出し続ける奴」
女「私としては、ピースの旨みと甘さが感じられて好きなんだ。喉が渇くけれどね」
男「それでトリスですか」
女「コストパフォーマンスが最高のジャパニーズウィスキーだろう? 好きなんだよ。弱いからあまり飲めないけれどね」
男「確かに旨いな」
女「それじゃあ一杯掛けようか」
男「ご相伴させていただくぜ」
女「くくっ今日はノリがいいね。いいことだ」
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 17:15:36.36 ID:BGxaTdA80
男「今日は凄く甘い匂いがする」
女「キャスターだよ。ヴァニラの匂いだ。フレーバー系ほどではないが、確かに本人以外には強い香りだね」
男「ホント甘いの好きだよな。ピースもバニラだし」
女「ピースよりこいつの方がバニラっぽさが出ているが、それ以上に煙草らしさが消えてしまうのが難点だ」
男「ほう」
女「甘さを求める人には向いているだろう。重い煙草がダメな人間もだ。コイツ以上の甘さを求めるならフレーバー系になる」
男「軽い煙草は物足りないんじゃないのか?」
女「ああ、刺激も少ないからチェーンしやすい。今日はこの辺で止めておこうか」
男「ていいながら、ピースを出すのか」
女「気分がいい時は自分の好きな煙草を吸いたくなる」
男「なんかいいこと合ったのか?」
女「現在進行形だよ」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/10(日) 17:26:52.86 ID:BGxaTdA80
男「なあ……」
女「ん?」
男「まったくと言っていいほど飲んでないな」
女「煙草の味を旨くするための酒だからな。それに酔ってしまっては楽しめない」
男「それにしても少ないような……」
女「キミは酔ってあられもない姿になった私を見てみたいのかい? 下心丸出しだな」
男「そっそーいうわけじゃねえよ!」
女「ははっほら、杯が空だぞ。注いでやろう」
男「お、サンキュ。しかし、煙草を楽しむ分と酒の値段は割りあわないと思うけどな」
女「煙草以外も楽しんでいるから安心したまえ。君の酔った姿とかね?」
男「んあ?」
女「ああ、なんでもない。私も酔ってきたみたいだ」